うどんをぶち込め―!ダッチにうどんをぶち込め―!
雄叫びがあがる!旨いですねー。旨いですな。
なかなかですな。やっぱこれですな。
それぞれが思い思いに、時間を楽しんでいた。
 っとそのとき、暗闇から一平氏が何かをぶら下げて現れた!!
何じゃコリャ――???そう、明らかに深海系の魚だ!
                               (つづく)

 なぜうごめいてるかって?そうそれは、なんともつらい試練と戦っているからである。なんと、
丹沢★ボーイズには、掟があるのだ!運転中は禁酒なのである。当たり前だが。目の前に
冷たーいビールがあるのに・・・。そして、思いやりのある行動をモットーにしている我々は、
運転手の事を気遣い、誰一人現地につくまでは一切酒を飲まないのである。
 それにしても、未成年を連れて行くなんて、私はもうお父さんの気分だ!俺の大きな背中を見て
勉強しな!坊や!っていう前に海についた!
 さあ皆の衆、宴じゃ宴じゃ。やつを出せ―!そう丹沢★ボーイズは、ついにダッチオーブンを手に
入れたのである。そう、その名も丹沢ダッチ1号・・・。決してダッチワ○フではない。
今日は丹沢ダッチ1号のこけら落としなのだ!
 丹沢ダッチ1号にアサリ、キノコ、そしてカニをぶっこみ火にかける。肉を焼く。ビールを開ける。
乾杯!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
 うまいなー、うまいなー。それぞれ目を潤ませて呑んでいる。まあ、煙のせいなんだけど。
ハッ、ダッチ君はだいじょぶかー?開けてみましょうか?うんうん、そうしよう。
キャー、ダッチ君最高!!!最高よ!!!!すごい!こんなの初めて!?
 そうそれは、たいへん旨いカニ蒸しなのでした。バリバリ、ムシャムシャ。グビィ!
誰もしゃべらない。波の音がいい感じ!旨いね―旨いねー!じゃあそろそろ、あれですか?
そうですね、あれですね。ニヤッ!

 当初、丹沢★ボーイズだけで行くはずだった今回のバトル。
しかし、浮かれ過ぎていた我々は、出発の前の晩にとある
飲み屋ですごく飲んでしまい、目の前にいた男の子を誘ってしまった。
浮かれすぎも良いところである。ってなかんじで今回は、丹沢★ボーイズ
のメンバー ホァンホァン、スーさん、カバティ、はらぺこに、
飲み屋であった男の子(一平氏)と、その彼女、そしてなぜか
今年中学を卒業したばかりの男の子を連れていざ海へと向かった。
ざっぶ――ん!!
 3台の車に乗り込みいざ海へ、っの前にやはり今夜の宴の準備だ!
もちろん狙いは、酒である。いや、あとカニも食いたい。さあ捜せ。
あ、あった!!よし、いざ海へ!車の中でうごめく男たちと、女の子♪ 

「丹沢を捨て海へ。
   〜深海魚と闘い、男たちはビールを旨そうに飲んだ」